建設業界に私が今思う事⑮

ワークライフバランス。

少し気持ちが折れそうだったが、

内定取れているし、

後ろ盾は十分だ。

気持ちの整理も含め。

A4両面ビッチリで何故辞めるのか、

何故こんな気持ちになったのかを、

再度見つめ直し。

常務第2戦目を向かえる。

常務の元へ向かい、

挨拶。

不気味な位の笑顔で向かい入れられる。

通された打合せ室で、

開口一番,

私から、

やはり気持ちが変わらない。

改めて、

家族・会社の考え方・未来について思いの丈をぶつける。

常務 「だよな~。分かる、分かるよ。」。。。。

といなされる。。。

ただ私の様な家族構成の人間が辞めて行くような会社は、

今後も衰退してしまう。と、常務が言う。

・・・そりゃそうだ。

何とか残留の方向が見えないかと、

常務は私との面談の前に策を考えていたようで、

常務からの提案。

常務「客先に出向はどうだ?」と言われる。

私「出向???」とは思ったが、

実はその会社に数年前2年ほど出向をした事がある。

そこはまだ労働基準法の改正前にも関わらず。

勤怠の事や、働き方に力を入れていた。

最近も少し頭の中でシュミレーションをしていた時期があった。

その会社はいわゆる施主。

現場の状況がどんなに繁忙期を迎えていても、

気にせず追加要求を出す。

書類にしても現場対応にしてもだ。

工期に対しても経理上の都合を優先されている感があり、

毎回交渉に難航する場面が多くあった。

私が施主だったらと思う場面も多く、

そういった思いが溢れてしまっているせいか、

打合せの場面でも、

発言を求められる事も多くあった。

話は戻るが、

そういった背景を思い返すと、

数え切れないほど考えることはあるが、

常務との打ち合わせの場で、

何故か天秤にかけてしまった。

・前者:新しい職場で心機一転の42歳。

・後者:実績ありの職場で立場の違う42歳。

現場の知見と年齢を考慮すると、、、、後者。

と思ってしまった。

後は常務の思うつぼ。。。。

良い事ばかり言葉を浴びせられ、

年齢・経験・家族。

一番安定している決断なのかもと気が付けば、

「出向」が一番納得する決断になっていた。。。